残りの借金5,200,000円

妻に借金を打ち明け、信頼回復とともに人生再建を目指す記録です。

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【借金の記録 二十四日目】-30万円

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こんにちは。かばです。

 

三回目のカミングアウトの記録、書いていきます。

 

 

前回と違い、借金を30万円残した状態でスタートした、残暑厳しい9月。

 

私は失業したてなこともあって転職活動に勤しんでいた。

 

これまでほとんどを現場で過ごした人が、営業の面接を受ける。

 

一応、新卒で入社した会社では営業をやっていたことを伝えるものの、近年は現場で汗を流していたことから、営業スキルはあってないようなもの。

 

いや、ゼロと言っても過言ではなかった。

 

持ち前の嘘くさい笑顔と声量の大きさで明るさ・誠実さを前面にアピールする。

 

 

2回の面接を経て、営業職として採用された。

 

ただ私はこれまで短期間の間で複数社を渡り歩いていることから、今回の転職先が最後の転職先となるように妻から釘を刺されていた。

 

思えば今までの私は、給料がアップするから。とか、休みも増えて家事も一緒に頑張れる。とか、都合のいい言葉ばかり並べ転職を繰り返してきた。

 

本当は、人間関係の問題や仕事での失敗を恐れある程度業務を覚えた段階で自身の限界を決めつけ、退職を繰り返してきた。

 

給料が上がれば、当然仕事の責任も増える。当然のことだ。

そんな当然のことを見ないふりをして、結果として自分にできない、辛いと逃げてばかりいた。

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一人暮らしの身であれば、そういった人生を歩んでも問題ないかもしれない。

自分だけの人生なのだから。

 

 

しかしながら、妻がいてる中、これ以上半端なことはできない。

 

採用していただいた企業に断りの連絡を入れ、転職活動を続ける。

 

その間も、中規模の物流会社や船舶代理店、行政団体などの企業を受験。

物流会社と船舶代理店は総合職として採用されたが、本命は行政団体であったため、断りを。

 

本命の最終面接、今まで顔を覗かせなかった緊張から思うようにいかず、あえなく不合格。

 

そんな中で出会った会社が今の会社。

 

私がやりたい生産管理関係の業務ができる点が魅力的であったことと、家からそれなりに近かったこと。

 

これらを加味したうえで面接を受け、合格した。

 

上長も穏やかで、話やすい雰囲気を持つ人。

 

心は、決まった。

 

かくして現在の職場となるこの会社にお世話になることになった。

 

 

転職活動に励んでいる間も、ギャンブルは続けていた。

 

無職ながら、毎月妻からもらうお小遣いで、返済と並行してギャンブルを続ける。

 

最低だ。

 

しかしながら、新しい会社に入社して、再び金銭感覚がおかしくなるのである。

 

 

これまで、キャッシング限度額が30万円のクレジットカードしか手元になく、お金に困ったときもこのカードから引き出すことはなかった。いや、できなかった。

 

会社に入社する。そうすると、自動的に収入ができる。

 

新しくカードローンを組むことができる。

 

 

また、手を伸ばしてしまった。

 

 

 

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