【借金の記録 七日目】借金が生まれるまで⑥
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こんにちは。
さて、昨日の続きです。
まどかマギカにゾッコンとなった私は、休日になるとスロット漬けになった。
最初の巻き返しを知ってしまったこともあり、どれだけ負けていても「必ず捲れる」と息巻いて、負け続ける日々が続きました。
そして、社会人となってから親に管理してもらっていた貯金にも手をつけるようになりました。
その当時の私は、一年足らずで100万は貯金をしていました。
正直、その時に親に対してどのような口実を作ってお金を下してもらっていたかは、わかりません。
よく、口実を作るのが上手い人は、借金ができやすいと聞いたことがありますが、私もそのタイプだと自覚しております。
その口実には、魂がこもっておりません。嘘っぱちなので覚えていないのです。
そんな生活を続けることで、たまっていた貯金はゼロとなりました。
それでもスロットを打ち続ける。中毒ですね。
生活費にも手を出してしまい、全額なくなってしまった私は、とうとう禁断の果実に手を出してしまうのです。
社会人になってから作った、クレジットカード。
そこには、キャッシングの枠がありました。
「給料が入ったら返したらいいや。」
セブンイレブンのATMで、使い方も調べなかったのですが、すぐに現金が出てきました。
驚いた。こんなに簡単にお金が借りれるのか。
必要最低限を生活費として残し、あとは全てスロットに費やした。
幸いにも、このときは借金をしても給料分で返済する"まだ"健全なサイクルを繰り返していた。
お金はなくなった。しかしながら、先輩とともに過ごす時間が楽しかった。
だから通い続けた。限りなく、本心だったと思います。
東京に友達はいたし、彼女もいた。飲みに行くことも多々ありました。
それでも、先輩とわいわい文句を言いながら過ごす時間が、この上なく楽しかった。
この時間を過ごすためなら、これぐらいの出費は構わないと思っていました。
しかし、その時間に終わりが来る。
私は人付き合いがあまり上手いほうでもなく、仕事に関しては不器用この上なかった。
営業の進捗報告は、まさに地獄でした。
進捗のない報告を繰り返す日々。なぜかこのときだけは、いい口実を作る余裕がなかった。
浴びせられる、冷たい視線。
いつも上司はかばってくれるが、その期待に応えられない自分。
・・・限界でした。
「体調がすぐれないので、会社を辞めます」。
人事からは引き留められました。
しかし、どうしても続けられる自信がなかった。
そうして新卒で入社した会社を、一年半で退職することが決まった。
私は、20代のうちに6社もの企業で働いたことがある。
全て短い期間で退職している。
いわゆる「逃げ癖」がついてしまった。
いまでもよく思うのが、なぜ最初の会社で踏ん張ることができなかったのかということをよくよく思います。
本日はここまでです。
続きはまた明日にでも。