残りの借金5,200,000円

妻に借金を打ち明け、信頼回復とともに人生再建を目指す記録です。

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【借金の記録 四日目】借金が生まれるまで③

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こんにちは。世間ではGoToキャンペーンが始まり、人の行き来が活発になる4連休になりそうですね。

コロナウィルス感染拡大が少しでも収束することを願っているのですが、本日東京において感染者数が一日あたり過去最大の感染者数となっているそうです。

収束は無理そうですね。自身が罹らないように行動を自粛します。

 

さて、昨日の続きを書き記したいと思います。

 

大学を卒業した私は、東京での一人暮らしを人事に通達されてしまいました。

 

地元の友達と離れることは寂しいことでしたが、それよりも田舎で育った私は東京への憧れが強かったことから、うれしい気持ちの方が強かったですね。

 

初めての一人暮らしということで、入社までに必要な家具や家電等を親と一緒に見に行き、準備を進めました。

 

そして入寮の日が来ました。

外観はお世辞にもきれいなものではありませんでした。笑

 

しかしながら、光熱費は会社が負担してくれるとのこと。

 

今考えたら、なんとめぐまれていたことか。

 

そんな中で、東京での生活がスタートしました。

 

営業の仕事でしたが、幸いにも先輩に恵まれた。

休日をともに過ごす先輩もできた。

 

しかしながら、これがギャンブルにのめりこむきっかけの一つとなった。

 

 

当時の仕事は、時間外労働が多く、ストレスを抱え込むことが多々ありました。

浮かない顔をしていると、先輩からご飯に誘われた。

ご飯を食べながら話をする。

 

「パチンコ好きって聞いてんけど、土曜にでもいかへん?」

 

当然断る理由もなく、すぐに誘いに乗る。

 

来たる土曜日、開店前にカフェで朝食をとる。

人生で初めて、先輩と抽選のため開店前にパチンコ屋に並んでいる自分がいた。

 

初めてのことで、なぜかわくわくしている自分がいた。

 

その時の抽選はおそらく100番台だったと思います。運がない・・・

 

入店し、先輩はスロットに、私はパチンコに向かった。

その時も確か花の慶次を打っていたと思う。

 

負けた。確か3万程負けたと思う。

 

しかしながら先輩は大勝ち。

そのあとは、先輩に連れられて焼肉屋に向かった。

食べ放題のメニューはなく、割と高級なお店だ。

 

これまで食べたことの柔らかさ。肉のありました厚みがあるのにあっという間に口の中から消え去った。

負けたことなど忘れるほどの衝撃。

 

負けたけど、こんなおいしいご飯を食べれて幸せ。

なぜかその時そんなことを思っていたと思う。

 

それからも休日は先輩とパチンコ屋に通い詰めた。

勝っても負けても焼肉。完全に勝ち負けの感覚が麻痺していた。

ただ、この時は借金をせずに、まだ健全なギャンブルだったと思う。

ずっとパチンコだけですんでいたら、どれだけマシだっただろうか。

 

本日はここまでですみません。

続きはまた明日書きます。

 

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