ギャンブル依存症をギャンブル依存症が調べてみた
こんにちは。かばです。
タイトルの通りです。
・なぜ自分はギャンブルに手を出してしまうのか。
・どんな症状が出るのか。
・治療法はないのか。
・どんな人が依存症になっているのか。
簡単ではありますが、自分をよく知るために、そして依存症になったことのない方にも知ってもらえるよう、書き留めます。
◇なぜギャンブルに手を出したのか。
なぜなぜ分析で振り返りたいと思います。
ギャンブルに手を出してしまった。
↓なぜ
短期間でお金が手に入るから
↓なぜ短期間で手にしたかったのか
バイトと違い効率よくお金を稼ぐことができるから
↓なぜ効率よくお金を稼ぎたいのか
楽をして稼ぎたいから
↓なぜ楽をして稼ぎたいのか
しんどいと思うことが嫌いだから
はい。しんどいことが嫌いなのです。
※実際のなぜなぜ分析はもっと細かく要因分析を行いますが、とりあえずはここまで。
お金は本来、労働の対価として支払われるものですよね。
◆労働とは
労働とは、言葉の単純な意味としては、「からだを使って働くこと」です。
しかし、ビジネスシーンなどで使われる一般的な労働の意味では、ただからだを使って働くだけではなく「賃金や報酬などを得るために働く」ことをさしている場合が多いでしょう。
世の中には、楽に稼げる方法はないと今になって思います。
不動産の不労収入ですとか、俗にいう「働かなくても稼げる」というものは、その稼げる「土台」が出来上がるまでに、多大な努力が必要だということです。
ギャンブルは、確かに手っ取り早く稼ぐことができますが、一時的に勝てても、一部のプロの人を除くと、最終的には負けているという人がほとんどだと思います。
なんでもそうだと思いますが、勝つためには努力が必要だと思います。
その努力を怠れば、結果は火を見るよりも明らかですよね。
生計を立てたいと思うなら、本気でやれということですね。私はやりません。才能がありませんから。
※ちなみに、上記理由は個人的なものです。人それぞれ、ギャンブルに手を出した理由があります。
◇どんな症状が出るのか
一般的に言われているのは以下の項目です。
0いつもギャンブルのことばかり考える
1ギャンブルに使うお金が増え続ける
2「やめる」と一度決心したにも関わらずギャンブルを繰り返す
3ストレスや苦悩から逃れたくてギャンブルをする
4負けた分を取り返すためにギャンブルをする
5ギャンブルに使った金額を家族にバレないよう嘘をつく
6ギャンブルの資金を集めるために生活費に手を付けたり、消費者金融等で借金する
7違法行為に手を染める
8金銭トラブルから、友人や職場の人間関係が破綻する
自身の症状として当てはまるのは、「0.1,2,4,5,6,8」です。
ほぼすべてに当てはまっています。
ギャンブルをされたことのない方は、おそらくこの質問こそ「意味が分からない」と思われると思いますが、ギャンブルをしていた時は、当てはまってしまうのです。
負けた金額を取り返すために、大きな金額を賭け、負ける。
それを取り返すためにまた大きな金額を賭け、負ける。
負のスパイラルですね。この時に正常な判断は不可能です。これは断言できます。
また、ギャンブル依存症を手軽に診断できるサイトもあります。
自分は病気かも?と思われる方や、まったく当てはまらない方も、一度のぞいてみるとおもしろいかもしれません。
http://www.ibutake.com/sogs-test
◇治療法について
現在、これといった治療法は確立されておらず、完治するものではないそうです。
「脳の病気」という方もいれば、「心の病気」という方など、様々な議論が飛び交っています。
しかしながら、「回復」することは可能です。
回復方法としては、一般的に「欲望充足法」が挙げられています。
これは、ギャンブルをする目的を掘り下げ、その要因に対して効果的な方法を実践するということです。
主な欲として、下記が挙げられます。
〇名誉欲(万能感追求)・・・他人から羨ましがられたい、自身の有能性を確認等
〇現実逃避欲(非現実感追求)・・・リラックス、気晴らし、わくわく感等
〇金銭欲(消費・貯蓄追求型)・・・ものを買う、おいしいものを食べる等
対処としては、
〇名誉欲→対戦型スポーツ、資格取得、対人ボランティア等
〇現実逃避欲→ジム・マラソンなど非対戦型スポーツ、1人カラオケ、自助グループ等
〇金銭欲→プロフェッショナル戦略の忠実な実践、ギャンブル以外の金もうけ法の実践
http://www.kokusen.go.jp/wko/pdf/wko-201704_04.pdfより引用
ということだそうです。私は全部に当てはまりますが、最も当てはまるのは、「現実逃避欲」かと思われます。対処として現時点で実行しているのは、ゲームをして気晴らしというところでしょうか。
金銭欲も強く当てはまりますが、お金を常日頃から多く持つ必要性を少しずつですが薄れてきていますので、自身の衝動に注意しながら改めていきたいと思います。
◇どんな人が依存症になるのか
こちらも、これといった根拠はなく、どのような人でもなり得る病気ということです。
しかしながら、このような意見があります。
ギャンブル依存症になりやすい人は、以外にも毎日会社に行って、会社では周囲の人から信頼されている、仕事のできる人であることが多いにある。人からの信頼や期待に応えようとする真面目な性格から人に相談したり、こまめに発散することができず、人知れずひっそりストレスを解消しようとしてギャンブルにはまってしまうのです。
また、真面目で自分をコントロールできる人は、自己否定をしやすい傾向もあります。依存症という言葉が持つ、「依存症=意思の弱い人間」「依存症=ダメ人間」といったマイナスイメージもまた、ギャンブルに依存している自分を否定する材料になり、ますます依存症を高めてしまう原因になってしまいます。
https://www.shinjuku-stress.com/column/psychosomatic/gambling-addiction/より引用
◇おわりに
簡単ではありますが、自身で病気のことをまとめると、ギャンブルに興じていた時の記憶が鮮明に思い出されました。同時に、しんどい思いをしながらよくこんな行動に走れたなと客観的に自身の行動を見直すことができたかなと思います。
まだギャンブルから離れて一か月程度ですが、これからかかわることのないように、上記対処等を実践して、今後の生活を大切にしていきたいと思います。
長文をお読みいただきありがとうございました。
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