【借金の記録 二十五日目】分岐点
こんにちは。かばです。
借金の記録を綴っていきます。
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またしてもカードローンを作り、借金を増やしこむ。
なぜだろう。
借金は増えているのに「自分のお金が増えた」というこの感覚。
この感覚が、私を優しく包み込んでくれる。
借金を抱えているという事実を、忘れさせてくれる。
一種の麻薬のようだ。
というよりも、お金はまごうことなく、麻薬だ。
お金の魔力に吸い寄せられ、これまで何人の方が犯罪を犯してきたか。
匂いもない。味もしない。ただの紙。
そんなものが人間を豹変させてしまう。
この「ただの紙」を手に入れるため、日々働き、肉体と精神をすり減らしている。
いずれにせよ、カードローンの申請はなんなく通ってしまい、またしても50万の枠を得ることができた。
この時、私は作戦を練っていた。
これまでは欲望の赴くまま賭けを行っていたが、自分の中でルールを決めた。
①一日1万円勝てばそれ以上賭けない
②賭け金は一回10万円。複勝のみ。
③賭ける馬は複勝のオッズが1.1~1.1の馬のみ。
④出走頭数10頭以下のレースのみ対象
といったことを条件として、再び競馬に挑むことになった、年の瀬。
年内は、その戦法が功を奏し、負けることなく勝ち額を順当に積み上げる。
しかしその計画は、あっという間に崩れ去った。
年明けの1月6日。中山12R。芝2000m。
このレースだけは今でもよく覚えている。
というか、この日のことをよく覚えている。
実はこの日は10万だけ賭けるルールを破り、京都の10Rでどうしても買いたい馬がおり、5万円分購入し、二倍のオッズ、つまり10万の払い戻しを受けていた。
この時点で終わっていれば、その後ももしかしたら一日一万円勝ち逃げ方式は続いていたかもしれない。
私は、中山12Rの馬券を手に持ち、テレビを見守っていた。
騎手は短期免許を取得中で新進気鋭のO.マーフィー騎手。
https://jra.jp/news/201911/110606.htmlより引用
この騎手は他の騎手と異なり、前々で競馬をするため、不完全燃焼の騎乗が少ない素晴らしいジョッキーだ。
その騎手が騎乗するのは、こちらもまた名門厩舎である藤沢和雄厩舎の、ヴァンランディという馬。
https://db.netkeiba.com/v1.1/?pid=horse_photo_list&id=2016104563より引用
レース自体にそれほど強い馬が出ていなかったこともあるが、休み明けを叩いての競馬ということや、上記内容を含めて単勝は1倍台。
複勝も狙い目にあたる1.1~1.1。
買わない術はない。
ただ、このレースが始まる前に、少しの不安点があった。
マーフィー騎手は最終レースに相性が悪いこと。(メインレースで出しきる?)
頭数が11頭立てでマイルールから逸脱したレースだったこと。
ただ、10Rで全く対象外のレースを購入し、勝っていたので不安はなかった。
むしろお金がまた増えてラッキーと思っていたのだ。
レースの10分前に15万円分購入し、テレビで観戦する。
ファンファーレ。
ゲートインもスムーズ。
ゲートが開かれて、第一声をよく覚えている。
「あーっとヴァンランディ大きく立ち遅れ」
これまでの平穏な気持ちが、一気に吹き飛ぶ声。
ただこの馬はいつも後方から進める馬のため、そこまで気には留めなかった。
その思い通りに、3コーナーで外々を回りながら手ごたえよくあがっていく。
前々でレースを進めた人気馬には敵わないが、3着は大丈夫だろう。
直線の攻防。
予想通り、前でレースを進めた二頭が競り合う。
その後ろからヴァンランディが襲い掛かる。
しかし、外々を回ったツケが回り、直線での伸びが悪い。
3着か。まぁいいやろ。
ヴァンランディの外から、人気薄の馬が飛んでくる。
騎手もルーキーの騎手で実績も少ない騎手である。
「うそやろ、もっと死ぬ気で追え、追え、追え!!」
人気馬2頭がゴールした後、3着に入線した馬は、人気薄の馬だった。
無欲の追い込み。いや違う。そんなのはその馬の実力を見誤った人の言い訳だ。
15万円がなくなった。
その日を境に、賭け方も、変わった。
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成功しやすい人の特徴。
こんにちは。久しぶりに第三のビールを飲みほろ酔いのかばです。
昨日は単発のバイトでした。このバイトは休憩時間が長く、実働時間が短いのでお気に入りです。
仕事柄、学生と一緒に働くバイトですのでいろんな特徴の学生と話をします。
現役で某旧帝大に合格された学生さんと話をしましたが、話の組み立てがとてもロジカルな話し方で大変勉強になりました。
休み時間も本を読み、THE・真面目くんでした。
私が思う出世する人の特徴
これは単純に、「自分の進んでいる道を俯瞰できており、正しいor向かいたい道に向かって努力できる人」だと思っています。
要するに、自己分析がしっかりできている、現状分析ができ改善するための必要な事項を実行できる人、といったことでしょうか。
会社でもいませんか?
仕事中暇を持て余している人。
暇を持て余すのは悪いとは言いません。他人よりも業務効率がいい人なのかもしれません。
ただ、単に効率のいい人が優秀かどうか、それは別問題です。
任せられた仕事だけを遂行する人が仕事ができるという考えは誤りです。
では皆様に質問です。
日本最高学位の一つである東京大学を卒業して、定職に就かない選択をされた方はどれぐらいおられると思われますか?
東京大学のホームページ内に、「学部卒業者の卒業後の進路」というページがあり、その中から平成28年度卒業者から抜粋すると、就職や大学院進学、研究の継続といったことを除いた人の合計は「420人」おられました。
この年、全体で3100人ほどの卒業生できたので、約1割強の方は進路未定ということですね。就職浪人ということも考えることができますかね
何が言いたいかというと、その人の「正しい努力」次第で、人生なんていつからでも変えられるということです
あの有名な牛丼チェーン「吉野家」の社長は高校卒業後にアルバイトから吉野家に入社し、最年少で社長にまで上り詰めたそうです。先代もそうでしたよね、確か。
日本企業の約半数が大卒の社長。
では残りの半数はと言えば、大学を卒業されていない方が務めておられるということですよね。
もちろん、大きな企業になればなるほど大卒出身の社長が大半だと思われますので、このデータはあまり意味は成さない可能性がありますが、統計としてこのようなデータもあるわけです。
話がだいぶ脱線してましたね。
成功する人は行動から違います。
私が以前働いていた現場には、本社からの社員が二名おりました。
一人はこれまでの経歴に胡坐をかいている社員。
もう一人はほかの社員が嫌がる問題でも改善のための道筋を立て、論理的に周りを説得し、最終的に改善する社員。
僕はその社員のことが好きではありませんでした。
コンプレックス丸出しだったんです、本当に仕事ができる人だったので笑
自分ができないことをすいすい進める能力。周りを動かす求心力。
全て適格に行動される方でした。
今はその現場を退職してしまったのであまり詳しくはありませんが、本社の主要部署にてバリバリ働かれているみたいです。
もう一人の方はどうなっているのか全くなにも知りません。
きっと定年までごゆっくりされるのではないでしょうか。
できる人についていくことが、成功への近道。
僻まない、素直に尊敬でき必死に食らいついていく人。
絶対伸びると思います。
できない人に100教わるよりも、できる人に10教わる方がためになります。
全てはその人次第で運命なんてなんぼでも変わる
借金持ちが何を言ってるんだって話ですけどね笑
東大、京大といったエリートに打ち勝つにはその人が「東大、京大に入学する時に努力した何十倍・何百倍」の努力が必要だと痛感します。
東大、京大に入学できる人の何がすごいかって、入学するために自分なりに学習方法を確立し、弱点をしっかり把握して、合格に向かってひたすら努力できることやと思います。ただただストイックです。
その努力を行ってきたからこそ、大企業に入社し易いという「ご褒美」がありますし、入社してからも努力の仕方が理解できているので出世しやすい。と思ってます。
何回も言いますが、大学を卒業されていない方とは、スタートラインで大きく差がついています。
ただ会社に入社して、どれだけ「会社を成長させるために」努力できるかで、出世のスピードは変わる。(と信じています)
なんか自分を慰めるような記事になってしまいました
昨日出会った子が、将来超有名人になっていたら間違っていないということかな笑
借金まみれでも、自分がどうなりたいか強くイメージして、道筋を立てれば、好転すると信じ、毎日を生き抜いていきたい。
以上ほろ酔いのかばでした。
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毎日毎日
バイトをして、返済をしても。
ずっと胸に残り続ける、自分が狂気的な賭け方でできた借金の事実。
自分だけでなく、妻、そして両親の胸にも残り続ける。
果たして借金を返すだけでゴールになるのだろうか。
なにかして恩返ししたい。
そう考えると当然賭け場に向かってしまう。
自分が犯した罪。ある種の犯罪。
償う気持ちはある。
ただそれだけでこの胸に残り続けるしこりはとれるのだろうか
不安で仕方がない
副業、今日も頑張るかぁ
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